書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Congenital Choledochal Cyst With an Aberrant Right Hepatic Artery Arising From Gastroduodenal Artery
- イ ジュウニシチョウ ドウミャク ヨリ ブンシ スル ミギ カン ドウミャク ノ ブンシ ハカク オ トモナッタ センテンセイタンドウ カクチョウショウ ノ 1レイ
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抄録
<p>胃十二指腸動脈より分枝する特異な右肝動脈破格(aberrant right hepatic artery; ARHA)を伴った先天性胆道拡張症に対して,胆囊・拡張胆管切除および肝管空腸吻合を行った.症例は2歳男児,主訴は腹痛と食後の嘔吐で,腹部超音波検査で急性胆囊炎を疑う所見を認めたため,精査・加療目的に当院小児感染症科に入院となった.造影CTでは先天性胆道拡張症(IV-A型)の所見であり,胃十二指腸動脈より分枝し,肝右葉に向かって拡張胆管腹側を走行する副右肝動脈であるARHAを認めた.待機的に胆囊・拡張胆管切除および肝管空腸吻合を行い,ARHAは温存した.術後経過は問題なく,術後7日目に自宅退院となった.術前の血管走行の評価および丁寧な手術操作により,ARHAを温存することが可能であった.</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 57 (6), 971-975, 2021-10-20
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289785505737088
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- NII論文ID
- 130008106761
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- NDL書誌ID
- 031803315
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可