書誌事項
- タイトル別名
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- Practices and challenges of online laboratory work in pharmacology
- オンライン ニ ヨル ヤクリガク ジッシュウ ノ ジッセン ト カダイ
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抄録
<p>実習は,実践的な科学研究を学生に実体験してもらう貴重な場であり自然科学の教育には必須である.薬理学実習では一般的に,実験動物を使って薬物の作用を解析することで生体メカニズムや薬物の作用メカニズムを学ぶ.自らの手を使って実験を行い,自分の目で観察することが実習では重要な要素となる.しかし,COVID-19の流行下では,私たちの大学ではオンラインで実習を行う必要があった.摘出臓器を用いた薬理学実習では,私たちはシミュレーションソフトウェアを用いてモルモット腸管の平滑筋に対する様々な薬物の作用を解析する実習を行った.行動観察の実習は,あらかじめ教員が行った実験をビデオで学生に見せて,行動を観察,解析してもらった.本稿では,私たちが行ったオンライン薬理学実習について,特にシミュレーションとビデオを用いた実習の実際と課題を重点的に紹介する.</p>
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 156 (6), 335-337, 2021
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289920602553088
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- NII論文ID
- 130008109940
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 031817336
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可