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- 津端 由佳里
- 島根大学医学部附属病院呼吸器・化学療法内科
書誌事項
- タイトル別名
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- New Era for Treatment of Extensive-disease Small-cell Lung Cancer
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説明
<p>進展型小細胞肺癌に対する治療の中心は化学療法である.しかしながら,この30年,顕著な生存期間の延長は認められず,この期間に発表された臨床試験結果のレビューでは生存期間延長の効果は乏しいことが示されている.2018年に,カルボプラチン+エトポシド併用療法に抗PD-L1抗体であるアテゾリズマブを上乗せすることで生存期間の延長が示され,標準治療の1つとなり,現在は抗PD-L1阻害薬としてデュルバルマブも使用が可能となっている.本稿では,進展型小細胞肺癌の治療の変遷に触れつつ,最新の治療レジメンおよびマネジメントに必要な支持療法,さらには治療選択の考え方について述べたい.</p>
収録刊行物
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- 肺癌
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肺癌 61 (5), 371-376, 2021-10-20
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289920603168000
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- NII論文ID
- 130008112209
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- ISSN
- 13489992
- 03869628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可