ジアジリン光反応で微量標的分子をとらえる
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- 友廣 岳則
- 富山大学学術研究部薬学・和漢系
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抄録
特定目的タンパク質の選択的な機能化ではなく,生理活性物質が相互作用する未知微量生体分子特定を目的としたラベル法には,結合しているそのままの状態で瞬時に,非選択的に相手分子を捕らえる反応基が望ましい.窒素を2つ含む三員環:ジアジリン基は355 nm付近の光照射で高活性種カルベンを生じ,水を含めた近接分子と速やかに反応する.この小型反応基の機能化や標的同定法について紹介する.
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 57 (11), 1009-1013, 2021
公益社団法人 日本薬学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289920604905728
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- NII論文ID
- 130008110076
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可