三次元流体解析を用いた水平版に働く揚圧力と開口率による圧力低減効果に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON PRESSURE REDUCTION EFFECT BY UPLIFT FORCES AND APERTURE RATIO ON HORIZONTAL PLATFORM BASED ON GAS-LIQUID PHASE FLOW MODEL

抄録

<p> 本研究では,気液二相数値波動水槽を用いて進行波と重複波による水平版に働く揚圧力の解析及び床版に穴を設けることによる圧力低減効果の検討を行い,谷本らが示した既往の理論式との比較を行うことで揚圧力の作用特性に関する検証を行った.結果,重複波では直立壁と水平版,波面によって閉じ込められた空気の影響によるものであるふたやま型と称される波圧の出現が見受けられ,直接水平版に衝突せずとも囲まれた空気による圧力が生じていることが数値計算結果から確認することが出来た.また,その空気によって生じた圧力が開口を設けることによってある程度低減し,低減率は相対クリアランスや開口率に依存することが判明した.今後の検討としては,実務設計の汎用性を高めるために構造物側の応答性の検討や多方向不規則波による検討が求められる.</p>

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参考文献 (5)*注記

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