がんと嚥下障害

  • 大國 生幸
    東邦大学医療センター大森病院リハビリテーション科
  • 海老原 覚
    東邦大学医療センター大森病院リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Cancer and Dysphagia:Focusing on the Evaluation
  • がんと嚥下障害 : 評価を中心に
  • ガン ト エンカ ショウガイ : ヒョウカ オ チュウシン ニ
  • ―評価を中心に―

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抄録

<p>わが国は超高齢社会を迎えてがんの罹病者数は増加したが,がんの診断技術や治療技術の進歩によりがん患者の生存率は年々改善し,その結果,がんサバイバー人口は増え続けている.がんサバイバーシップケアには,がんと診断され,周術期や治癒をめざした化学療法・放射線療法の開始前から,進行がん・末期がん患者への対応まで,いずれの段階においてもリハビリテーション治療が必要である.また,リハビリテーション治療を行ううえで,患者・介護者を中心とした種々の医療チーム間のよりよい協力が必要である.がん患者の半数以上に嚥下障害が認められ,治療計画を立てるうえで重要となるスクリーニング,嚥下内視鏡検査,嚥下造影検査,嚥下マノメトリーについて概説する.</p>

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参考文献 (28)*注記

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