AIを活用した北陸新幹線着雪量推定モデル開発

DOI
  • 池内 三津喜
    西日本旅客鉄道株式会社 イノベーション本部
  • 宮崎 祐丞
    西日本旅客鉄道株式会社 デジタルソリューション本部
  • 松田 篤史
    西日本旅客鉄道株式会社 デジタルソリューション本部
  • 兒玉 庸平
    西日本旅客鉄道株式会社 デジタルソリューション本部

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF AN AI-BASED MODEL FOR ESTIMATING SNOWFALL ON THE HOKURIKU SHINKANSEN

抄録

<p>冬季の北陸新幹線においては,車両台車部への着雪対策として雪落とし作業を実施している.雪落とし作業の要否は事前の降雪予報と社員の経験に基づいて判断するが,作業時に着雪状況を確認すると想定より着雪が少ない状況が散見されていた.一方で,気象情報と着雪には相関があることも確かであり,気象情報と列車走行データからAIを活用した高精度な着雪量推定モデルが作成できないか検討した.推定モデル作成にあたってはオープンイノベーション形式のコンペティションを開催し,コンペにおける上位複数モデルを組み合わせた雪落とし作業の要否判断支援ツールの導入を検討した.本稿では,解決策の着想から実務実装までの取組みを紹介する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290088580956800
  • NII論文ID
    130008118362
  • DOI
    10.11532/jsceiii.2.j2_687
  • ISSN
    24359262
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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