表面筋電図をもちいた横隔膜筋活動時の積分値と横隔膜厚の相関分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Correlation analysis of diaphragm thickness and integrated value during diaphragm muscle activity using surface EMG
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抄録
<p>我々は,超音波エコーを用いて横隔膜厚を計測する位置に表面電極を貼付することで,横隔膜の筋活動が導出できるか試みた。方法:健常成人男性7名を対象とし,肺活量,横隔膜厚及び4位置の表面筋電図の計測を行った。結果:横隔膜の筋活動は,先行研究で使用される位置(ch 2)と新たな電極貼付位置(ch 4)間に相関が認められた(r=0.89,p<0.01)。併せて横隔膜厚の変化とch 2の筋活動間(r=0.76,p<0.05),及びch4の筋活動間(r=0.76,p<0.05)に相関が認められた。そのことから,超音波エコーで横隔膜厚を計測する位置に表面筋電図を貼付することにより,横隔膜の筋活動を計測できる可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 東北理学療法学
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東北理学療法学 33 (0), 19-24, 2021
公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290095031947520
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- NII論文ID
- 130008118416
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- ISSN
- 21895686
- 09152180
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可