米中対立下の国際通貨体制と東アジア域内通貨制度の展望

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タイトル別名
  • International Currency System under U.S.‐China Conflict and Vision of Regional Exchange Rate Regime in East Asia
  • ベイチュウ タイリツ カ ノ コクサイ ツウカ タイセイ ト ヒガシアジアイキ ナイ ツウカ セイド ノ テンボウ

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抄録

<p>本稿は,コロナ禍での米中対立下における国際通貨体制の現状をふまえて,その将来と日本・中国の位置する東アジア域内の通貨制度を「バスケット通貨」と「決済システム」をキーワードに考察するものである。アジアおよび世界における国際通貨制度ならびに民間における貿易・資本取引における通貨選択の両方の視点から,アジアのAMU(Asian Monetary Unit),世界におけるIMFのSDRの実利用の可能性まで展望する。</p>

収録刊行物

  • 国際経済

    国際経済 72 (0), 75-113, 2021

    日本国際経済学会

参考文献 (2)*注記

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