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- 木村 一郎
- 富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科
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- Taeun KANG
- Kyoto University
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- 加藤 一夫
- 株式会社水工リサーチ 業務部
書誌事項
- タイトル別名
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- COMPUTATION ON SUBMERGED LARGE WOOD BEHAVIOR AROUND A DRIFTWOOD TRAPPING FACILITY
抄録
<p> 河川側岸にワンド状の入り江を設けて流木を捕捉・堆積させ,河道から除去する流木捕捉工周辺の流木挙動とその再現性について,流れ場と流木挙動の双方を三次元的に表す3D-3D型の数値解析モデルにより検討を行った.今回対象とする広葉樹は流木化すると比重が1を超え,沈降して河床付近を移動するため,河床と流木の摩擦項を導入し,流木の転がり移動を考慮するため,流木軸方向と横断方向の摩擦係数を変化させた摩擦力異方性モデルを導入した.流木同士の衝突については個別要素法により衝突力を考慮した.数値解析モデルを加藤らによる既往の実験に適用し,その再現性を検討した結果,本モデルは捕捉工周辺の流木挙動を概ね良好に再現できることが確認された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_967-I_972, 2020
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290229666511232
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- NII論文ID
- 130008122749
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可