インドネシアにおける地域住民と行政の連携による森林泥炭火災対策

DOI
  • 市原 純
    公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)戦略マネージメントオフィス
  • 原田 一宏
    名古屋大学大学院生命農学研究科
  • 森 雅典
    名古屋大学大学院生命農学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Forest and peat fire countermeasures through cooperation between local people and governments in Indonesia
  • : case study of Lukun Village, Riau Province
  • ―リアウ州・ルクン村の事例

抄録

<p><tt>本研究は,インドネシア国リアウ州メランティ諸島県の村落を対象に,地域住民が行政や企業と連携して行う森林泥炭火災対策の現状について明らかにし,火災管理の課題を提示することを目的とする。 2014 年の大規模火災を契機に,同県ルクン村では,州や県の火災関連行政機関との協力のもと,住民消防隊(MPA)の設立,消火設備の強化,火災の啓発活動の推進,水路止め(カナルブロッキング)の設置などの体制強化が進められた。今後とも,MPA を中心とした住民の努力に加え,資金やトレーニングなどにおける行政の継続的な支援が,効果的かつ持続的な火災対策の実施のためには不可欠である。</tt></p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis35 (0), 19-24, 2021-11-30

    一般社団法人 環境情報科学センター

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詳細情報

  • CRID
    1390290229666586240
  • NII論文ID
    130008121919
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis35.0_19
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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