RARCにおけるECUDとICUD (回腸導管) の比較検討
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説明
<p> 岡山大学病院にて2018年1月より2020年9月までの期間に単一術者にて連続的に行われたロボット支援膀胱全摘 (以下 : RARC) 46症例体腔外尿路変更 (以下 : ECUD) (23例), 体腔内尿路変更 (以下 : ICUD) (23例) の比較検討を行った. 検討項目は手術時間, 推定出血量, 輸血率, リンパ節郭清個数, 入院日数, 血液生化学データ, 術後合併症とした. 尿路変更に要した時間はICUD群の方が有意に長かったが, 入院期間はICUD群が有意に短かった. 他の周術期成績はECUDと同等であった. 術者の視点では良好な拡大視野, 尿管導管吻合の精緻性, 同一視野で手術の流れが途切れることなく継続できることがICUDのメリットではないかと考える.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 34 (2), 182-185, 2021
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290239007972992
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- NII論文ID
- 130008123925
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可