-Editorial- 特集『令和2年7月豪雨災害特別企画』

  • 横木 裕宗
    茨城大学大学院 理工学研究科都市システム工学領域
  • 内田 龍彦
    広島大学大学院 先進理工系科学研究科
  • 稲垣 厚至
    東京工業大学 環境・社会理工学院融合理工学系
  • 塚井 誠人
    広島大学大学院 先進理工系科学研究科
  • 瀬戸 心太
    長崎大学大学院 工学研究科システム科学部門
  • 横嶋 哲
    静岡大学 学術院工学領域 数理システム工学系列
  • 吉川 泰弘
    北見工業大学 地域未来デザイン工学科
  • 椿 涼太
    名古屋大学大学院 工学研究科 土木工学専攻
  • 斉木 功
    東北大学大学院 工学研究科 土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • SPECIAL ISSUE ON THE JULY 2020 HEAVY RAINFALL EVENT IN JAPAN

抄録

<p> 令和2年7月,九州地方では4日から7日にかけて記録的な大雨となり,球磨川や筑後川では記録的な洪水が発生した.その後も西日本から東北地方の広い範囲で大気が不安定となり,江の川,最上川など大河川においても氾濫が相次いだ.近年では,毎年のように記録的な豪雨災害が発生しており,降雨強度だけでなく降雨のスケールが時空間的に大きくなっており,被害が時空間的に拡大している.さらに,令和2年度は新型コロナウィルスによる感染症対策のため,人々の活動が制限される中での災害となった.災害調査データを取り纏め,情報発信することは今後の持続可能な社会を検討する上で不可欠である.土木学会論文集では,災害情報を共有・発信し,防災に関する技術および学術分野の進展に資するために令和2年7月豪雨災害に関する特集を企画した.</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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