海洋学の10 年展望2021:新たな手法と問題

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タイトル別名
  • Decadal vision in oceanography 2021: New methods and problems
  • カイヨウガク ノ 10ネン テンボウ 2021 : アラタ ナ シュホウ ト モンダイ

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抄録

<p>観測や分析技術の革新は海洋学を大いに発展させてきたが,同時に海洋環境汚染など人間活動に伴う新たな問題も浮き彫りにしてきた。本稿では,今後10 年の海洋学の発展に関わる新たな手法として,環境DNA,BGC Argo,バイオロギングに着目した。また,2011 年の東北地方太平洋沖地震以降の継続した問題である海洋放射能,ならびに近年急速に注目を集める海洋プラスチックを,新たな問題として取り上げた。各節ではそれぞれの研究や問題の現状を論じるとともに,次の10 年に向けての展望や課題について議論した。</p>

収録刊行物

  • 海の研究

    海の研究 30 (5), 227-253, 2021-11-15

    日本海洋学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (167)*注記

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