健康つくり教室参加者のコロナ前とコロナ禍における健康観・運動習慣調査

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抄録

<p>慶應義塾大学薬学部主催の「健康つくり教室」(以下「教室」とする)は2000年に開始された「健康日本21」を受け2004年から継続している。開催当初は地域住民の健康増進の一助を目的として、また学生がボランティアで参加することにより活習慣病予防のための啓発活動としての役割を備え月に1回開催していた。2015年からは授業として継続され、学生の授業目標として「教室」をサポートする体験を通して加齢に伴う個体差、運動・生理機能の変化を理解するとともに健康維持・増進に役立つ各種運動を参加者と一緒に実施し様々な年代の地域住民と交流することでコミュニケーションスキルも習得すると共に健康維持・増進に対する国民のニーズを理解することを目的としたものになっている。</p><p>内容は基本健康検査(体重・体脂肪率・血圧地・骨密度)、体力測定(垂直飛び、握力、長座体前屈)、各種運動(全員でのストレッチ運動、健康エアロビなどや卓球、健康ピラティスなど)である。</p><p>2019年春の対面での「教室」開催初月時(コロナ前)に行ったアンケート調査では健康観をはじめ運動習慣(1日の歩行時間・運動種目・運動時間)、睡眠時間、フレイル調査を行った。2020年はコロナの影響を受け「教室」は中止、2021年は定員数を半分とし2019年の「教室」に参加した方のみに開催案内をし募集を行なった。「教室」は感染予防対策をしっかりと行った上で対面開催とし初月に同様のアンケート調査を行った結果を発表する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290537432190336
  • NII論文ID
    130008137156
  • DOI
    10.20693/jspehssconf.71.0_230
  • ISSN
    24367257
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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