2016年１月寒波が福岡県内60自治体の広報紙の水道管凍結対策記事に与えた影響

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  • 山田 忠
    九州産業大学建築都市工学部　都市デザイン工学科　講師
  • 勝田 瑞基
    九州産業大学建築都市工学部　都市基盤デザイン工学科
  • 酒井 大貴
    九州産業大学建築都市工学部　都市基盤デザイン工学科

書誌事項

タイトル別名
  • The Effect of the Cold Wave in January 2016 on Articles on Measures to Freeze Water Pipes in Public Relations Papers of 60 Local Governments in Fukuoka Prefecture
  • 2016ネン 1ガツ カンパ ガ フクオカ ケンナイ 60 ジチタイ ノ コウホウシ ノ スイドウカン トウケツ タイサク キジ ニ アタエタ エイキョウ

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抄録

近年、我が国は大規模な寒波に見舞われ断水被害が発生しており、寒波による断水被害を最小限にする対策や対応が求められる。本報は、自治体広報紙による家庭内水道管の凍結対策に関する情報提供のあり方に資する基礎資料の提供を目的に、2016年１月寒波前後の福岡県内60自治体の広報紙における水道管凍結対策記事を調査・分析した。その結果、①自治体の断水被害に関係なく、2016年１月寒波を契機に記事数が増加し、その後も継続して掲載されていた。②記事内容は屋外管の保温対策や破損した場合に自治体指定の給水装置工事事業者に修理を依頼するなどの項目が多かった。③記事内のイラストは断水被害を経験した自治体の方が掲載する傾向にあった。

収録刊行物

  • 水道協会雑誌

    水道協会雑誌 90 (1), 21-34, 2021-01-01

    公益社団法人 日本水道協会

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