足趾踵荷重位での立位姿勢保持運動が足部形態に与える影響 —扁平足症例に対しての予備的研究—

  • 嶋田 裕司
    聖母病院 リハビリテーション科 国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科
  • 昇 寛
    帝京科学大学 医療科学部 理学療法学科 帝京科学大学 医療科学部 柔道整復学科
  • 佐野 徳雄
    帝京科学大学 医療科学部 理学療法学科
  • 小俣 彩香
    聖母病院 リハビリテーション科
  • 丸山 仁司
    国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • The influence by which standing posture maintenance movement by the foot to heel load standing position gives it to the foot-ankle assembly form: Pilot study for the flat-footed case
  • 症例研究 足趾踵荷重位での立位姿勢保持運動が足部形態に与える影響 : 扁平足症例に対しての予備的研究
  • ショウレイ ケンキュウ ソクシショウカジュウイ デ ノ リツイ シセイ ホジ ウンドウ ガ ソクブ ケイタイ ニ アタエル エイキョウ : ヘンペイ ソク ショウレイ ニ タイシテ ノ ヨビテキ ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

[目的] 足趾踵荷重位での立位姿勢保持運動が,足部形態に与える影響を明らかにするための予備的研究の位置付けとした.[対象と方法] 対象は健常成人女性1名とした.運動課題は足趾踵荷重位での立位姿勢保持運動とし,週5回の介入を4週間継続して実施した.[結果] 介入後において内側縦アーチ高率,足部柔軟性,最大一歩幅,下腿−踵部角(Leg Heel Alignment),総軌跡長,単位面積軌跡長,動揺中心変位(x座標)に改善がみられた.[結語] 足趾踵荷重位での立位姿勢保持運動は,内側縦アーチ高率が向上し,足関節アライメントも改善させる.さらに,最大一歩幅が向上したことから,前方向への動的姿勢制御機能を向上させる運動であることが示唆された.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ