広島県産業の化石燃料消費効率に関する一考察 その3 : 他都道府県との地域間産業連関表の推定を通じて

安藤 康士, Ando Yasushi

doi:10.18899/kei.0502.03

広島県産業の化石燃料消費効率に関する一考察その3 : 他都道府県との地域間産業連関表の推定を通じて

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On the Efficiency of Energy-Consumption in Hiroshima Prefecture Part III
ヒロシマケンサンギョウノカセキネンリョウショウヒコウリツニカンスルイチコウサツソノ 3 タトドウフケントノチイキカンサンギョウレンカンヒョウノスイテイオツウジテ

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説明

昨今の国際情勢、新興工業国の急速な経済発展など化石燃料、および、その価格へ影響を与える事態が進展しているが日本経済、さらに、地域経済でもこれらの動きには当然注視せざるを得ない。化石燃料の産出がほぼ皆無に等しい日本ではその消費効率の向上が重要であることは過去の事例からも明らかである。この点について拙稿(2003)と同(2004)では広島県経済の化石燃料の消費効率の向上とその特徴に関して考察したが、この点に加えて本稿では拙稿(2002)を利用しながら日本経済と広島県経済との相互連関をより前面に出した場合の広島県の化石燃料の消費効率の変化について考察を加えた。