室内環境におけるフレネルゾーンに基づく人体遮蔽損失特性の評価

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タイトル別名
  • Evaluation of Human Body Shadowing Loss Characteristics Based on Fresnel Zone in an Indoor Environment

抄録

本論文では,室内において送受信点間が人体により遮蔽される環境における人体遮蔽損失特性を実測,FDTD計算,ナイフエッジ回折により求めた.単一人体環境及び複数人体環境の二環境を評価対象とした.単一人体環境においては,人体により第1フレネルゾーンが約22%以上遮蔽されると受信レベルが3 dB以上低下することを示した.複数人体環境においては,伝搬損失の累積分布において遮蔽特性が変化する点(変化点)が生じることを確認し,この変化点が,第1フレネルゾーンの遮蔽割合とよく一致することを示した.また,アンテナ高が変化した場合の特性についても同様の考え方で評価し,実測と一致する結果を得た.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290699102391296
  • DOI
    10.14923/transcomj.2018app0007
  • ISSN
    13444697
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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