フレキシブル光パスノードにおける光強度変動抑制機能の実証

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タイトル別名
  • Demonstration of Optical Power-fluctuation Suppression in Flexible Optical Path Node

抄録

将来の光ネットワークでは,通信サービス要求の動的変化に対応するために,光パスを迅速かつ弾力的に運用することが求められる.しかし,従来のROADMやOXCなどの光ノード装置では,多数の光パスを一括に制御する際に生じる複雑な光信号の強度変動に追従することが困難である.そこで本論文では,複数光パスの高速制御を実現するための光強度変動抑制機能を有するフレキシブル光パスノードを提案する.本ノードには,一台で複数波長に対応可能な光強度変動抑制デバイスとして,バーストモード光増幅器や音響光学素子を用いた高速光減衰器を導入する.初めに,それぞれのデバイスの特性評価を実施する.更に,これらのデバイスを結合させたフレキシブル光パスノードを構築し,光強度変動抑制機能の基本動作実証を行う.3波長の強度変調方式の光パスを対象として光強度制御の動作実証を行い,7 μs程度の動作速度で3波長の光パスの光強度変動を一括して抑制可能であることを示す.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290699182044928
  • DOI
    10.14923/transcomj.2018php0008
  • ISSN
    13444697
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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