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- ゲンダイ カンコクゴ ノ カンジ ヒョウキ ニ カンスル ケンキュウ : シンブン キジ ニ ミラレル カンジ ヒョウキ ノ ハセイ セツジ ニ ツイテ
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韓国語では現在でも難解な語彙や新語の意味的透明度を高めることを目的に限定的な漢字表記が行われている。ただ、合成語を構成要素別に分解し、その一部だけを漢字表記するなど、目的性が異なると考えられる表記例も多数発見できる。本研究では派生語において接辞のみが漢字表記される現象に注目し、韓国語コーパスから抽出した近年の新聞記事を分析することで、その目的と特徴の解明を試みた。その結果、派生接辞の漢字表記は該当接辞の意味的透明度を高める目的よりも、接辞によって作られた派生語が辞典未記載の新規語彙であることを読者に注意喚起するための、一種のマーカーとして機能している可能性があることを確認した。
Journal
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- 言語と文明
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言語と文明 12 69-90, 2014-03-31
麗澤大学大学院言語教育研究科
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699316484096
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- NII Article ID
- 120005437134
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- NII Book ID
- AA11833218
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- NDL BIB ID
- 025636214
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- ISSN
- 21859752
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL Search
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed