書誌事項
- タイトル別名
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- The Rb/Sr ratio in Lake Baikal sediment for the last 33 kyr
抄録
南シベリア南東部に位置するバイカル湖より長さ436cmの堆積物試料を採取し、堆積物中の無機金属元素測定を行った。試料は1cm間隔で切り分けられ、試料間隔ごとの時間解像度は約70年と見積もられる。堆積物中のRb及びSrは、完新世(約11,700年前から現在)にかけて、それぞれKとCaに対して高い相関を示 した。一方、後期更新世(約33,000年前から11,700 年まで)においては、SrとCaは高い相関を示すが、RbとKに相関は見られなかった。乾燥化した時代において、Rbの濃集が起きていたと考えられる。Rb/Sr比の分布は、後期更新世において冬季モンスーン(East Asian winter monsoon)の指標である中国レス堆積物の粒度分布(Sun et al., 2011)とよく対応を示した。寒冷、乾燥期においてバイカル湖堆積物中のRb/Sr比が冬季モンスーンの指標となりうる可能性を示唆している。
収録刊行物
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- 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
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名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 27 126-128, 2016-03
名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699381499136
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- NII論文ID
- 120005819284
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- HANDLE
- 2237/24546
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可