書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanism of Verbal Function Leading to Psychological Flexibility:The Effective Condition for Live Reporting and Alternative Behavior
- ゲンゴ ガ シンリテキ ジュウナンセイ オ ヒキオコス サヨウ キジョ : ジッキョウ ナマチュウケイ ト ダイタイ コウドウ ノ カイニュウ ガ コウカ オ モツ ジョウケン
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説明
本研究は,アクセプタンス&コミットメント・セラピー(以下ACT)における行動変容のメカニズムを明らかにするために,「集中している」の介入による参加者自身の実践が,スケジュール感受性やルール形成に及ぼす影響について,「オープンになる」の介入と比較して,その効果の違いを検討した。実験は,モニターに提示されるボタンをクリックすると得点が獲得できるゲームを用いた。参加者は,多くの得点が得られるように得点の与え方(強化スケジュール)の変化に沿って,行動やルールを変容させることが求められた。「集中している」の介入では,実況生中継をしながら課題をするように求めた。「オープンになる」の介入では,計算しながら課題をするように求められた。参加者は,いずれかの手続きで実験に参加した。その結果,実況生中継を求められた参加者は,適切な言語報告ができず,やり方を理解しても自分自身で実践していくことが困難だと考えられた。また,実況生中継と計算では,スケジュール感受性とルール形成に及ぼす影響は異なり,行動変容メカニズムが異なることが示唆された。
収録刊行物
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- 作大論集
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作大論集 (9), 59-78, 2019-03-15
作新学院大学・作新学院大学女子短期大学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699492362496
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- NII論文ID
- 120006601958
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- NII書誌ID
- AA12530583
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- NDL書誌ID
- 029855319
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- ISSN
- 21857415
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
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- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
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