書誌事項
- タイトル別名
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- F=ma or ma=F, Which is Suitable Formula for the Newton's Equation of Motion? 1. -ma=F is common in Japan-
- Newtonの運動方程式はF=maかma=Fか(第1報)日本ではma=Fが優位である
- Newton ノ ウンドウ ホウテイシキ ワ F=ma カ ma=F カ(ダイ1ポウ)ニホン デワ ma=F ガ ユウイ デ アル
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説明
Newtonの運動方程式は、F=maともma=Fとも表記される。等式の左右には意味があるので、加速度aと力Fの因果関係からすればma=Fだというのは納得できる。教育現場でも利便性が高い。しかしma=Fが見られるのは日本のみで、海外ではもっぱらF=maである。ma=Fには欠点もあり、質量mについての因果関係を考えると、mが左辺に位置するのは不自然である。いっぽうF=maにも、W=mgとの対応関係など利点がある。運動方程式が力の定義式か加速度の定義式か、という議論は世界中で行われているのだが、国際的にはこれが方程式の表記法に反映されない理由は、今のところ分からない。
収録刊行物
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- 鶴見大学紀要. 第4部, 人文・社会・自然科学編
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鶴見大学紀要. 第4部, 人文・社会・自然科学編 (55), 145-151, 2018-02
鶴見大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699508730368
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- NII論文ID
- 120006550147
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- NII書誌ID
- AN10179064
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- NDL書誌ID
- 029252133
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- ISSN
- 03898032
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可