小・中学校における特別支援教育コーディネーターの職務と校内体制

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タイトル別名
  • A Survey on Role and Actual Working Status of the Special Needs Education Coordinator in Public Elementary and Junior High School
  • ショウ チュウガッコウ ニ オケル トクベツ シエン キョウイク コーディネーター ノ ショクム ト コウ ナイ タイセイ

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抄録

本研究では、小・中学校における特別支援教育コーディネーターを対象に質問紙調査(144校)を実施し、その職務の状況と校内体制の在り方に関して考察を行った(回収率;59.0%,85校)。その結果、特別支援教育コーディネーターの活動は、校内での支援体制づくりの過程にあり、多くが現在の体制について満足しておらず、「校務分掌や担任の仕事が忙しく、時間がない」、「教職員の理解が得られない」といった課題を感じていた。今後、地域性や校内事情を考慮しながらも、一定のコーディネーター像を確立した上で、特別支援教育に関する学校全体の意識を高めていく必要性が示唆された。

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