0~2歳児における異年齢児とのかかわり:模倣に焦点を当てて

書誌事項

タイトル別名
  • Interacting with Children of Different Ages from 0-2 Years: Focusing on Imitation
  • 0 2 サイジ ニ オケル イネンレイ トノ カカワリ モホウ ニ ショウテン オ アテテ
  • 0~2歳児における異年齢児との関わり : 模倣に焦点を当てて
  • 0~2サイジ ニ オケル イネンレイジ ト ノ カカワリ : モホウ ニ ショウテン オ アテテ

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説明

0歳児から5歳児の異年齢児との関わりの様相の行動分析から,とくに1歳児と2歳児において,自分より年下の者には,声をかけるなど相手を気遣った行為を見せ,自分より年上の者には,相手の持つ物や行為を見たりまねたりなど,直接的な模倣の対象としているように思われた. そこで,異年齢児との関わりを行っている子どもたちの様相を模倣に焦点を当てて検討するため,0~2歳児の異年齢児との関わりの事例分析を行った結果,見る,遊びの意味がわかる,近づく,模倣する,模倣しながら一緒に行動する,というように関わりと内容が進むものと思われた. また事例の分析により,模倣の相手を見つけ,先生との二者関係から離れて相手に近づき,また模倣の相手を選び,さらに相手に敬意を払いながら自己成長を図ろうとする子どもたちの姿が見て取れた.

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