日本の翻訳者の経験ーPAC分析を用いた調査

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タイトル別名
  • A "Personal Attitude Construct" Analysis from the Experiences of Japanese Translators

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type:P(論文)

本稿は、先に行われた著者による6人の翻訳者へのインタビュー調査(田辺 2009)に、さらに3人のインタビューを加え、分析したものである。このインタビュー調査は、これまで本格的な調査の対象になっていなかった、現代の翻訳者のなまの声を記録することを最大の目的とした。したがって、調査においては平均像より多様性を、集団より個人を検証する、仮説生成型の質的調査であるPAC分析(Personal Attitude Construct analysis)と呼ばれる調査法を採用した。調査では理論的説明より観察を重視し、調査結果が今後の研究の土台となることを目指した。また調査結果から考えられるパターンを抽出するにあたり、翻訳ノーム、翻訳者ハビトゥス、アイデンティティ理論の枠組みを用いた。

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