「働く」を考える(1)

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タイトル別名
  • A Study on "Work"(1)
  • 「 ハタラク 」 オ カンガエル(1)

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抄録

「人はなぜ働くのか」,古くて新しい問いである.「食べるため」,「生活のため」と多くの人が応えるであろう.では「仮に充分な金銭,生活の糧があったら,働かないのか」の問いには回答は分れよう.「なぜ働くか」,いわば労働観は時代の変化,社会の状況によって異なる.本稿では,古今東西の労働に対する考え方,日本の神道,宗教における労働のとらえ方,またその後の日本の近代化に大きな影響を与えた徳川時代の思想家・実践家,鈴木正三,石田梅岩,二宮尊徳の生き方,労働観を紹介する.

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