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Abstract
サハラ砂漠に住むラクダ遊牧民トゥアレグの伝統的な住居について調査を行った。トゥアレグの家屋は,強烈な日差しと砂嵐を遮断し,居住の快適さを求めつつも,いつでもテントを解体して移動が出来るような簡便さも同時に備えたものである。 また,テントの柱や皮のサイズは非常に細かく厳密に寸法が決められている。その住居の女性の肘の長さを基準に3通りの寸法の単位がある。これらの寸法単位は,布やロープ(井戸水をくみ上げるためのもの)の寸法の単位でもあり,彼らの日常生活のすみずみまで行き渡った「モデュロール」の一例であるといえる。
Journal
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- 名古屋学院大学論集 言語・文化篇
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名古屋学院大学論集 言語・文化篇 19 (2), 89-93, 2008-03-31
名古屋学院大学総合研究所
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699726138496
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- NII Article ID
- 120005662511
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- NII Book ID
- AA11290804
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- NDL BIB ID
- 9479585
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- ISSN
- 1344364X
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- Text Lang
- en
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
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