交通事故によるむち打ち症の痛み評価におけるTalag scale の有用性

書誌事項

タイトル別名
  • Usefulness of Talag scale for pain evaluation of the whiplash by traffic accidents
公開日
2014-03-31
資源種別
departmental bulletin paper
DOI
  • 10.15012/00000039
公開者
名古屋学院大学総合研究所

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説明

むち打ち症の長期にわたる持続的な痛みや不快感は,トリガーポイントや心理的要素の影響によって複雑になるため,患者のもつ痛みを評価することが困難である。Visual Analog Scale(VAS)は臨床で一般的に用いられている評価スケールであるが,痛みの強度しか評価できない。また簡易型マクギル疼痛質問票(Short-Form McGill Pain Questionnaire; SF-MPQ)は痛みの性質・感情を評価できるが,評価に時間を要する。一方,Talag scaleは遅発性筋痛に特化した評価スケールであり,簡易的に評価ができ,痛みの強度と性質の両方が測定できる。むち打ち症の痛みには,トリガーポイント由来である筋性の痛みが関連している可能性があることから,むち打ち症の痛み評価にTalag scaleが有用かどうかを検討するため,VAS,SF-MPQとの関連性を調べた。その結果,Talag scaleは痛み強度と性質を一度に測定でき,さらにSF-MPQによって評価される感情面と強い関連性が得られたことから,感情の変化によって増強した痛みも評価できるツールになることが示唆された。

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