書誌事項
- タイトル別名
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- The entrepreneurship of Taizou Ishida : Long winding road to top management
- ジンブツ イシダタイサンロン : ケイエイ トップ エ ノ ゲンテン
- ジンブツイシダタイゾウロン ケイエイトップヘノゲンテン
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説明
トヨタ自動車工業の社長歴任者として石田退三は著名であり,1950年に同社の社長に就任したのが,遅く,氏,62歳のころであったことなど興味は尽きない感じがするが,石田退三に関する経営史的な研究は殆どなく,また関心を引くこともないままとなっている。しかし,石田退三が経営トップであった頃(1950―1967年)のトヨタ自動車工業は,経営危機を乗り切り,貿易自由化と国際競争に対応し,自動車メーカーとしてだけでなく,日本のトップメーカーとなる。この石田退三の前半生は「辛酸の連続」「失意の日々」であったとされるが,その過程は,旧時代に属する商家への勤務にもかかわらず,市場取引の商慣行や会計管理などの学習の機会となったことで,氏のビジネスモデルや経営哲学を生み出す諸要素となったものと思われる。
収録刊行物
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- 名古屋学院大学論集 社会科学篇
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名古屋学院大学論集 社会科学篇 54 (3), 37-56, 2018-01-31
名古屋学院大学総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699726370560
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- NII論文ID
- 120006393688
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- NII書誌ID
- AN00179487
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- NDL書誌ID
- 028836904
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- ISSN
- 03850048
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可