教職課程における理論と実践の往還:実習科目における学生の記述を手がかりに

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タイトル別名
  • Learning theory and practice in teacher training course
  • キョウショク カテイ ニ オケル リロン ト ジッセン ノ オウカン : ジッシュウ カモク ニ オケル ガクセイ ノ キジュツ オ テガカリ ニ
  • キョウショクカテイニオケルリロントジッセンノオウカン:ジッシュウカモクニオケルガクセイノキジュツヲテガカリニ

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抄録

学問知と実践知の乖離が問題視されてから久しいが,教職課程においては「学校インターンシップ」「介護等体験」「教育実習」などの実習科目を通して,実践知と座学科目の知識や理論(いわゆる学問知)を結びつけ実践的指導力を養おうとしている。近年大学では学校現場よりの実践的な内容と方法を用いて教授や指導が行われ,学問知の比重が低下しているが,実習体験が学生の意識や思考にどのような影響を与えているかを分析・考察することを通して,学問知がどう活用されているかを明らかにすることは必要で,そこから教師教育の在り方について示すこともできよう。本研究では3 つの実習科目のワークシートやアンケートと履修カルテの記述内容をもとに分析する。

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