日赤九州国際看護大学における一般教養科目「化学」の履修現況および他看護系大学における開講現況と看護基礎教育における課題について

書誌事項

タイトル別名
  • Present Learning Situations for Basic Chemistry of General Education at the Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing and Other Nursing Faculties and Colleges in Japan, and Some Problems on Basic Education of the Nursing Courses
  • ニッセキ キュウシュウ コクサイ カンゴ ダイガク ニオケル イッパン キョウヨウ カモク 「カガク」 ノ リシュウ ゲンキョウ オヨビ タカンゴケイ ダイガク ニオケル カイコウ ゲンキョウ ト カンゴ キソ キョウイク ニオケル カダイ ニ ツイテ

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説明

日赤九州国際看護大開校以来、平成13〜19年の7 年間の一般教養科目「化学」の履修と成績を調べ、履修者が非常に少ないうえに、成績にばらつきが大きいことから選択科目制に問題があることを報告した。また平成15 〜19年の5年間の受講生に対して実施した高校での理科の履修状況と化学に関する基礎学力も調査し、その動向を報告した。これらとあわせ調査した、わが国の看護系大学・学部・学科162校および代表的な米国4年制看護系大学の看護学コース(BSN)のカリキュラム例における一般・基礎・教養科目「化学」の開講現況を参照しながら、将来与薬・点滴などで医薬品と深くかかわる看護職を養成するわが国の看護系大学のほとんどで、選択科目にしている一般教育科目「化学」の必修化もしくは履修指導科目制が、今後の看護基礎教育おいて重要であることを提言した。

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