九州大学福岡演習林におけるヒノキ高齢林の間伐に関する研究 : 間伐による林内光環境の変化と予測

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the thinning experiment for the old Chamacecyparis obtusa plantation forest in the Kyushu University Forests in Sasaguri, Fukuoka prefecture
  • キュウシュウ ダイガク フクオカ エンシュウリン ニ オケル ヒノキ コウレイリン ノ カンバツ ニ カンスル ケンキュウ カンバツ ニ ヨル リンナイ ヒカリカンキョウ ノ ヘンカ ト ヨソク

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説明

ヒノキ高齢人工林において間伐試験が行われている.間伐の強度は相対幹距比によって決められており,コントロール(無間伐),弱度,中度,および強度の4種類で,それぞれ15%,17%,20%そして23%に設定されている.間伐の前後で林内相対照度の測定が行われており,間伐に伴う林内相対照度,林分構造および樹冠構造の変化が明らかにされている.特に,haあたりの樹冠量合計(林冠表面積)と林内相対照度を利用して間伐後の樹冠量の推移を予測し,あわせて林内相対照度の推移も予測している.この研究結果から,樹冠量が林内相対照度をコントロールする一要因でもあることが明らかにされている.

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