形状の異なる三種の獣害防除ネットにおけるスギ苗木保護効果の比較

  • 鍛治 清弘
    九州大学農学部附属演習林宮崎演習林
  • 井上 幸子
    九州大学農学部附属演習林北海道演習林
  • 久保田 勝義
    九州大学農学部附属演習林宮崎演習林
  • 椎葉 康喜
    九州大学農学部附属演習林宮崎演習林
  • 壁村 勇二
    九州大学農学部附属演習林宮崎演習林
  • 馬渕 哲也
    九州大学農学部附属演習林北海道演習林
  • 内海 泰弘
    九州大学大学院農学研究院森林資源科学部門森林生態圏管理学講座
  • 榎木 勉
    九州大学大学院農学研究院森林資源科学部門森林生態圏管理学講座
  • 熊谷 朝臣
    九州大学大学院農学研究院森林資源科学部門森林生態圏管理学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Protection effect of three obstruction nets from animals for Cryptomeria japanica seedling
  • ケイジョウ ノ コトナル サンシュ ノ ジュウガイ ボウジョ ネット ニ オケル スギ ナエギ ホゴ コウカ ノ ヒカク

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抄録

宮崎演習林では1985年頃から新植地の苗木に対するシカの食害が目立つようになり, 市販の有害獣防護ネットの設置を継続している。本報告ではスギの新植地において形状の異なる3種のネットを設置し, 4年後にその獣害防除効果を比較した。その結果, ネットで囲わなかった苗木と比較してネットで囲った苗木の食害率は低かった。一方, 枯死率と成長量にはネットの効果や, ネットの形状による差は認められなかった。

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被引用文献 (1)*注記

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