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- 神庭 重信
- 九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Brain Science of Emotional Memory : The Roles of the Hippocampus
- ジョウドウ キオク ノ ノウ カガク カイバ オ チュウシン ニ
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説明
外傷後ストレス障害(PTSD)は,テロや阪神淡路大震災などを機に一般社会にも広く認識され,受診患者数も増加している.PTSDの中核症状としては,①過覚醒(交感神経系の亢進状態が続き不眠やイライラなどが認められる),②再体験(原因となった外傷的な体験が意図しないのに繰り返し思い出されたり夢に登場したりする),③回避(体験を思い出すような状況や場面を意識的あるいは無意識的に避け続ける),および④感情や感覚などの反応性が麻痺する,の4つが挙げられる.こうした臨床症状の生物学的本態は,強度の情動ストレスを受けたという記憶(情動記憶)が強く刻み込まれてしまうことにあると考え,動物モデルをもちいて,PTSDのメカニズムの研究を進めてきた.そのターゲットは,海馬における,CREBと呼ばれる遺伝子転写調節因子のダイナミクスと神経新生と呼ばれる現象である.ここではその一部の結果を紹介する.
収録刊行物
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- 福岡醫學雜誌
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福岡醫學雜誌 95 (11), 281-285, 2004-11-25
福岡医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699740403968
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- NII論文ID
- 120002834526
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- NII書誌ID
- AN00215478
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- DOI
- 10.15017/19246
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- HANDLE
- 2324/19246
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- NDL書誌ID
- 7284299
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- ISSN
- 0016254X
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- PubMed
- 15717493
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可