書誌事項
- タイトル別名
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- Appropriate Wound Closure after Malignant Soft Tissue Tumor Excision : Need for Flap Surgery in Recurrent Tumors
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抄録
近年,悪性骨軟部腫瘍の集学的治療の進歩により再発症例においても患肢温存が可能になってきている.創閉鎖の成否は深部感染の予防の鍵を握っている.今回我々は,146 人の軟部腫瘍広範切除後患者の再建法と臨床成績を調査した.初回適切切除は103 例,初回不適切切除は15例,再発は28例であった.直接縫合が行えた107 症例のうち105 例は二次縫合以外の追加手術なしで上皮化したが,2 例で追加再手術を要した.適切切除症例では80%で直接縫合が行えたのに対して,不適切切除症例では33%しか直接縫合が行えず,40%で皮弁を要した.再発例で再建を要する場合は全て皮弁術であった.不適切切除症例は皮膚再建の準備が必要である.再発症例は皮弁による再建を準備すべきである.
収録刊行物
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- 福岡醫學雜誌
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福岡醫學雜誌 111 (2), 86-91, 2020-06-25
福岡医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699741534336
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- NII論文ID
- 120006890297
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- NII書誌ID
- AN00215478
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- DOI
- 10.15017/4068638
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- HANDLE
- 2324/4068638
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- NDL書誌ID
- 030715282
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- ISSN
- 0016254X
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可