書誌事項
- タイトル別名
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- Yu-form and chu-form in Kochi dialect and classification of verbs
- コウチ ホウゲン ノ アスペクト ケイシキ ト ジカンセイ ニ モトズク ドウシ ブンルイ
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説明
高知方言は,ル形,ユウ形,チュウ形が対立する三項対立型のアスペクト体系を持つ。本論文は,高知方言に見られるユウ形とチュウ形の対立と中和の記述を通して,(1)状態動詞が一時性を表現するタイプと恒常性を表現するタイプに二分されること,(2)ユウ形とチュウ形の対立の中和現象は,変化結果後の状況が状態性と動作性という二面性を持つことに起因すること,(3)従来そのアスペクト的な位置付けが不明確であった動詞群の一部が主体(客体)変化結果維持動詞であることを主張する。
収録刊行物
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- 日本語科学 = Japanese Linguistics
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日本語科学 = Japanese Linguistics 21 65-88, 2007-04-25
国書刊行会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699744891904
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- NII論文ID
- 120006595331
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- NII書誌ID
- AA1113775X
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- NDL書誌ID
- 8801052
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles