エコロジー神学と人工知能─水牛神学その後 人類存亡の時代に向けて

書誌事項

タイトル別名
  • Theology of Ecology and AI: After Waterbuffalo Theology for the Crisis of Human Beings

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説明

小山晃佑の「水牛神学」は、仏教国タイにおけるキリスト教宣教について扱っていた。その後、9.11 以降、小山の神学は「神学と暴力」に見られるように環境問題、科学の諸問題にその関心が傾斜していった。環境問題、そして人工知能のテーマは現代社会において最重要の課題となっている。地球温暖化による急激な環境変化は、今や人類の存亡の危機に瀕していると言っても過言ではない。その中で人工知能の課題は、人間を根本的に考える上で、また、神理解を深める上で、さらには一神教と多神教の文化圏における根本的相違を考察する上で極めて重要な論点となる。いわゆるシンギュラリティは起こるのか否かということ以前に、日本では特に神道との対比においてキリスト教の信仰理解、聖書解釈が重要な課題となる。本論文においては、最後にアンドロイドの分析を通して多方面から人工知能の可能性と限界についての試論を始める端緒としたい。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290699747927424
  • NII論文ID
    120006819297
  • DOI
    10.34479/00000341
  • ISSN
    18809855
  • Web Site
    https://luther.repo.nii.ac.jp/records/369
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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