Bibliographic Information
- Other Title
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- 「あまりにも見事にくり返す」:災害とマイノリティ女性と複合差別
Description
東日本震災後、多くの人たちが被災地から他地域へ避難する中、芥川賞作家の柳美里は福島に向かった。「居場所のない人に寄り添う物語」を紡ぎ出すだけでなく実践する柳は、水俣病患者に「加勢」した『苦海浄土 わが水俣病』の著者である石牟礼道子に連なる。本稿では柳の行動を理解する手がかりとして、在日コリアン女性という属性に注目する。マイノリティー女性としての様々な経験は「人間を大きくし」「強くしなやかに生きていける」素地となったという人や日本人の理解者から支援を受けた経験から、もっと多くの人に在日のことを知ってほしいという声もある。一方で民族的マイノリティとして、また女性として複合差別の理不尽さを訴える声もあるので、本稿では複合差別の実態についても考察する。
Journal
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- 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
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岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 5 60-68, 2020-12-30
岡山大学全学教育・ 学生支援機構
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699773896704
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- NII Article ID
- 120007004143
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- DOI
- 10.18926/61608
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- ISSN
- 24329665
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN