政府債務の償還と財源の通貨発行権(借換債と交付債)について

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  • セイフ サイム ノ ショウカン ト ザイゲン ノ ツウカ ハッコウケン(カリカエサイ ト コウフサイ)ニ ツイテ
  • The Currency Issue Rights for the Financial Resources of Government Debt and the Redemption

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Abstract

国債の償還は,「未来世代のGDP(付加価値)」によってされているというのではなく,経済実体が消費を通して将来に向けて最終的な付加価値であるGDPを生み出すための中間消費とみなされる金融(通貨価値)の「シャドー・プライス」を意味する通貨発行益から償還させられていく。一般予算からの税収や借金(国債)を財源として歳出されている「国債費」は,定率繰入として主に償還される債券に裏書されている「付利」の支払い並びにその償還の会計運用積立に充てるためである。つまり,将来世代なる近未来が税金から負担するのは,「利払」分並びに特別会計運用経費である。

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