The effects of multiplane exercise on the strength of hip muscles

Bibliographic Information

Other Title
  • 股関節複合面運動が股周囲筋力に与える影響
  • コカンセツ フクゴウメン ウンドウ ガ コシュウイ キンリョク ニ アタエル エイキョウ

Search this article

Description

PNF(固有受容性神経筋促通法)を応用した股関節複合面運動が股周囲筋力に与える影響を検討する目的で、健常若年男性32人を非運動群、複合面運動群、SLR(下肢伸展挙上運動)を用いた一面運動群に分類し、実験開始時及び終了時に等速性筋力測定機器(Cybex6000)を用いて股関節屈曲筋群、伸展筋群、外転筋群、内転筋群、外旋筋群、内旋筋群の6つの筋力を測定した。複合面運動群と一面運動群はそれぞれ与えられた運動を各対象者の8RMの負荷量で3セット、週3回、6週間実施した。複合面及び一面運動群共に実験後に股関節周囲筋力が増加した。複合面運動群は実験期間を通して一面運動群より少ない負荷量で運動を施行したが、股関節6筋群全てにおいて有意な増加を示し、特に外転筋と内転筋で顕著な増加を示した。以上より、複合面運動は低負荷で股周囲筋全体を筋力増強し、高負荷下での運動が困難な患者や高齢者に対する筋力増強トレーニングに有効な運動である可能性が示唆された。

Journal

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top