書誌事項
- タイトル別名
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- チュウカン ゲンゴ 二オケル セツゾクシ ト セツゾクジョシ ノ キリカエ アル エイゴ ボゴ ワシャ ヲ レイニ
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抄録
本稿は、前稿の接続詞と接続助詞のバリエーシヨン関係を見直すことを目的に、接続詞の前件との隣接と用法という2つの観点からそれぞれの用例を分類し、切換えに関わる特徴を整理した。その結果、以下のことが明らかになった。(1) 接続助詞と接続詞が置き換えられる隣接・基本用法の部分では、接続詞と接続助詞の切換えが親疎を軸に起こっており、《対疏》場面で接続助詞が増える。(2) 接続詞の接続助詞に置き換えられない部分とした非隣接と派生用法の部分は、どちらも似た傾向があり、《対親》場面で多くなる。この結果を発話の計画性や談話のタイプといったものとの関連づけて考察を行った。
収録刊行物
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- 阪大社会言語学研究ノート
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阪大社会言語学研究ノート 6 139-155, 2004-03
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699785577984
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- NII論文ID
- 120004945502
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- NII書誌ID
- AA11555159
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- DOI
- 10.18910/23234
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- HANDLE
- 11094/23234
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles