第152回東邦医学会例会 : 当番教室企画 : 東邦大学三病院における呼吸器外科の現状と新人教育を含めた今後の展望 : 大森病院における呼吸器外科の現状と新人教育を含めた今後の展望

書誌事項

タイトル別名
  • オオモリ ビョウイン ニ オケル コキュウキ ゲカ ノ ゲンジョウ ト シンジン キョウイク オ フクメタ コンゴ ノ テンボウ
  • 152st Regular Meeting of the Medical Society of Toho University Symposium-Division of Chest Surgery: Present and future perspective including training for residents in Chest Surgery of Toho University Hospitals The current situation and the future prospects of chest surgery in Omori hospital

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抄録

type:TOHO University Scholarly Publication

総説

当科は基幹病院として実績を重ねるべく邁進してきた.診療においては,カンファレンス等のシステム構築によって統一された質の高い手術・周術期管理を提供する事が可能となり,ハイリスク症例も積極的に受け入れて手術を行っている.また,専門医の早期取得を念頭に置き,術者経験を早期から蓄積できるよう呼吸器外科医教育に取り組んでいる.研究活動については,リサーチカンファレンスの導入による活性化を図り,重要学会での上級演題発表や論文発表を継続して行ってきた.現在,スタッフ8名中7名が呼吸器外科専門医,8名中6名が学位を取得しており,一定の成果が得られている.全国的に,手術数増加にかかわらず呼吸器外科医は圧倒的に不足しており,当科でも最大の課題はマンパワー確保である.医学生への啓蒙活動や呼吸器外科医のQOL向上を含めた医局運営改革に力を注ぐ必要があり,三病院間での情報共有・連携体制をより強化していく事が重要である.

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