<資料>慢性閉塞性肺疾患患者の身体状態と食事摂取量の特徴 : 在宅酸素療法群と非酸素療法群の比較

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タイトル別名
  • Physical conditions and dietary intake patients suffering from chronic obstructivepulmonary disease : a comparison between a home oxygen therapy group and non-home oxygen therapy group
  • 慢性閉塞性肺疾患患者の身体状態と食事摂取量の特徴 : 在宅酸素療法群と非酸素療法群の比較
  • マンセイ ヘイソクセイ ハイ シッカン カンジャ ノ シンタイ ジョウタイ ト ショクジ セッシュリョウ ノ トクチョウ : ザイタク サンソ リョウホウグン ト ヒサンソ リョウホウグン ノ ヒカク

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抄録

COPD外来患者の身体状態(特に血中アミノ酸)と食事摂取量の特徴を明らかにし,COPD患者の健康状態を維持・改善するための食生活を考えることを目的とした。COPD患者10名(HOT 群4名,非HOT群6名)を対象に調査した結果,COPD 患者のBMI,LBMI,および血中のVal,Leu,Ile,BCAA値は基準値内で,Val (231.9 ± 14.9nmol/ml),BCAA(409.7 ± 39.5nmol/ml)はHOT群が有意に高かった(p<0.05)。1 日の食事摂取量は,たんぱく質量,Val,Leu,Ile,BCAA の摂取が基準値より多く,BMIと脂肪摂取量・Fischer 比,LBMI とFischer 比に有意ではないが正相関があった。COPD患者の安静時エネルギー量の増大,食事摂取時の特異動的作用を考慮すると,総エネルギー,たんぱく質量摂取の維持・増量が,LBMIの維持・増進に繋がると考える。

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