<資料>下肢人工関節置換術を受けた患者の身体活動機能と自己肯定感の関係

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タイトル別名
  • The correlation between physical function and the self- affirmation of patients with joint arthroplasty
  • 下肢人工関節置換術を受けた患者の身体活動機能と自己肯定感の関係
  • カシ ジンコウ カンセツ チカンジュツ オ ウケタ カンジャ ノ シンタイ カツドウ キノウ ト ジコ コウテイカン ノ カンケイ

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抄録

下肢人工関節置換術を受けた患者の身体活動機能と自己肯定感の関係に関する特徴を明らかにするために,対象者21名(男性6名,女性15名,平均69.5 ± 11.8歳)に,術前から術後3週目まで計4回,各期の身体活動機能と自己肯定感の調査を縦断的に実施した。身体活動機能は,術後1週目に低下するが,術後2~3週目で上昇した。自己肯定感の『自己実現的態度』,『充実感』は,術前から術後1週目,術後2週目,術後3週目と上昇していた。身体活動機能と自己肯定感の関係は,術後1週目の身体活動機能と充実感で有意な正相関があることより,身体活動機能が回復することで自己の現状を肯定的に認められ,術後2週目から術後3週目の身体活動機能の回復に伴いさらに自己実現的態度や充実感が高まることが期待できる。

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