Bacterial contamination of in-Use hospital Nebulizers

Bibliographic Information

Other Title
  • <原著>病院で使用中のネブライザーの細菌汚染の実態
  • 病院で使用中のネブライザーの細菌汚染の実態
  • ビョウイン デ シヨウ チュウ ノ ネブライザー ノ サイキン オセン ノ ジッタイ

Search this article

Description

病院で使用中のコンプレッサー型ネブライザー34 台,超音波ネブライザー5 台について細菌汚染に関する調査を行った。コンプレッサー型ネブライザーの連結管については調査した5 病院のすべての病院で再生利用を行っており,嘴管の洗浄は3 病院で食器洗浄機を使用していた。細菌汚染調査を行ったところ,コンプレッサー型ネブライザーの連結管から5 台(15%),エアロゾルから11 台(32%)に一般細菌が検出された。超音波ネブライザーでは作用槽から9 台(100%),薬液槽から7 台(78%),エアロゾルから6 台(67%)に一般細菌が検出された。エアロゾルの細菌汚染はコンプレッサー型ネブライザーでは嘴管の汚染,超音波ネブライザーでは薬液槽の汚染が原因と考えられる。ガラス製嘴管は内部に細菌汚染が残りやすく,薬液槽は加温されているため細菌汚染を受けやすい。そのため,洗浄の前に次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬に浸漬することが有効ではないかと思われた。

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top