当院の限局型小細胞肺癌に対するinvolved fieldによる化学放射線療法の治療成績

書誌事項

タイトル別名
  • トウイン ノ ゲンキョクガタ ショウサイボウ ハイガン ニ タイスル involved field ニ ヨル カガク ホウシャセン リョウホウ ノ チリョウ セイセキ

この論文をさがす

説明

Involved-field radiotherapy(IFRT)は、従来行われてきた予防的リンパ節照射(elective nodal irradiation:ENI)を、主に有害事象を軽減するために省略する方法であるが、限局型小細胞肺癌での有用性は確立されていない。そこで今回、当院の限局型小細胞肺癌に対するIFRTによる化学放射線療法の治療成績、有害事象,初回再発形式についてretrospectiveに検討した。2年全生存率は75.3% であり、Grade3以上の有害事象(特に食道炎と肺臓炎)を軽減することができた。また、照射野外リンパ節再発も11.8%と臨床的に許容できる範囲であった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ