当院におけるEBUS-TBNAの検討

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  • トウイン ニオケル EBUS TBNA ノ ケントウ

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コンベックス走査式超音波気管支鏡ガイド下生検(Endobronchial ultrasound-guided transbronchial needle aspiration;以下EBUS-TBNA)は、気管・気管支周囲病変を対象として超音波下で穿刺吸引を行い組織学的診断を行う手技であり、その有用性が示されており、低侵襲かつ安全に行うことができるとされ、普及している。今回われわれは2013年3月から2015年10月までに当院で悪性腫瘍の診断、リンパ節転移の評価のためにEBUS-TBNAを施行した症例について検討した。53人にEBUS-TBNAを行い、のべ26人が悪性腫瘍に関する検査であった。診断に至ったのは23人で、穿刺病変は26病変24病変と診断率は92.3%であった。また、合併症は1例にみられ、肺炎であったが、縦隔炎や心膜炎は認めなかった。

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