看護大学生の特性的自己効力感が職業的アイデンティティに与える影響 学年間の比較

書誌事項

タイトル別名
  • An Influence in Students for Nurses of Occupational Identity and The special quality-like Self Efficacy : Among Different Age Groups of Nursing Students
  • カンゴ ダイガクセイ ノ トクセイテキ ジコ コウリョクカン ガ ショクギョウテキ アイデンティティ ニ アタエル エイキョウ : ガクネン カン ノ ヒカク

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説明

看護大学生の特性的自己効力感が職業的アイデンティティに与える影響を明らかにするために、藤井らの「職業的アイデンティティ尺度」と成田らの「特性的自己効力感尺度」を用いて質問紙調査を実施した。その結果、以下のことが明らかになった。(1)職業的アイデンティティは1年生が最も高く、次いで4年生が高く、2・3年生は低かった。(2)職業的アイデンティティ尺度からは4因子が抽出された。すべての因子において1年生が高く、2・3年生は低く、4年生で再び高い傾向が見られた。(3)特性的自己効力感は1年生が最も高く、次いで4年生が高く、2年生は低かった。(4)特性的自己効力感尺度からは5因子が抽出された。2年生は5因子ともに低く、1年生および4年生は高かった。(5)職業的アイデンティティと特性的自己効力感の間には相関がみられた。学年比較すると職業的アイデンティティに影響を及ぼしている特性的自己効力感にはそれぞれ特徴が見られた。

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